単元内 自由進度学習(5・6年 算数)
今、5・6年生の算数科では、「単元内自由進度学習」という進め方で、学習を行っています。
単元でつけたい力・必修課題・発展課題などを示した「手引書」をもとに、自ら選択した課題を、自ら選択した方法で、自ら選択した場所で、自ら選択したグループで学習しています。
方法は、教科書を見る・解説動画を観る・AIドリルの解説を観る、AIドリルを解く、友だちに教えてもらうなど。
場所は、教室の中の好きな場所、廊下、隣の教室などです。
子どもたち一人ひとりにとって、「個別最適な学習」が行えるように考えだされた学習方法です。
「三木モデル」で示された「教わる」から「学ぶ」へ、「文部科学省」の示す主体的・能動的・深い学びを、具現化する学習形態です。
教室の中の「どこで誰と学習するか」は、自分で決めます。自分にとって、クラスにとって最善のグループを考えて動きます。
「一人で集中する」ももちろんOKです。
自然発生的に、「協同的な学び」が生まれます。
「ここ、そうすんの?」「あっ、そういうことか!」「ありがとう。」と言ったた会話がたくさん生まれます。
廊下には、実物コーナーがあります。
五角柱の頂点の数・底面の数・側面の数を調べているところです。
実物を触ると、理解しやすさが格段にアップします。
廊下にある発展コーナーです。
チャレンジ問題(中学校で習う「確率」)を解いているところです。
「サイコロを2つふります。合計が10になる確率はいくらか?」といった問題を解きます。
今学習している単元をいかすと、解ける問題です。
必修課題が終わった児童は、このような発展問題に取り組んだり・困っていともだちと助け合ったり・解説動画を作ったり・覚えやすい歌を作ったり・プレゼンテーションソフトにまとめたり・問題集を作ったり・自分で決めて学んでいます。
「自律できる学習者」へとなりつつあります!