4月28日に、校外学習で奈良へ行ってきました。4月から、1年生を迎える会や委員会活動など、最高学年として一生懸命頑張ってきた6年生へのご褒美かと思うほど、奇跡的に雨の合間の晴天に恵まれました。

 バスに乗って約1時間半、奈良市内に入ると、景色や風景ががらりと変わり、いたる所に寺院や歴史的な建造物が見られ、道路を歩く鹿を見た時にはみんな大興奮でした。

 初めに訪れたのは、興福寺。かの有名な「阿修羅像」が展示されている国宝の寺院です。みんな別世界に入り込んだような神聖な気持ちになり、一つ一つの展示物を真剣に見る姿がありました。興福寺の周りには、五重塔や東金堂、中金堂などもあり、きれいな青空と荘厳な建物が映える写真がたくさん撮れました。      

そしていよいよ東大寺へ!鏡池の前で写真を撮った後、そびえ立つ大迫力の「阿形像」「吽形像」に出迎えられ、大きな南大門をくぐって東大寺の中へ。想像以上に大きな大仏に、みんな驚いていました。

 

東大寺を見学したあとは、班活動へ。正倉院、二月堂、南大門のチェックポイントを回り、最後は若草山へ。広い奈良公園をたくさん歩き、迷った班もありましたが、班で協力し、励まし合って頑張りました。若草山では、おうちの方が心を込めて作ってくださったお弁当を楽しくおいしくいただきました。

   

 ​​お弁当を食べたら、お楽しみタイム。自分へのお土産、家族へのお土産と、みんな一生懸命計算しながら買い物を楽しみました。

春日大社の美しい藤棚をくぐり、東大寺を後にして、校外学習の最後は薬師寺へ。一見、六重塔に見える薬師寺東塔は、日本で最も美しい仏塔としても知られています。大宝殿には「千年の釘」が特別公開されており、貴重な宝物を見せていただくことができました。

  

 2年ぶりに校外学習を実施することができ、とても充実した一日を過ごすことができました。子どもたちにとっては、普段なかなか触れることのできない歴史を肌で感じることができ、とても勉強になったと思います。また、友達との素敵な思い出もたくさんできました。