昨年、大空学級でするはずだった流しそうめん。コロナの影響で、志半ばで断念せざるを得ない状況になってしまいました。

 そして、今年、8月6日の日曜日にやっと流しそうめんをすることができました。

  

 7月の初めに地区の世話人の方々が竹藪から切ってきてくださった竹の節を取り、よい長さに切り、足を作って組み立ててみました。

 節を取るのも竹を切るのもけっこう大変な作業でしたが、みんな黙々と取り組みました。

 余った竹で割り箸を作ろうと、肥後守を使って削ることもしました。お客さんの分もということで、30膳以上の割り箸を削りました。

 

 当日は、晴天で「流しそうめん日和」でした。

 学級生のご家族や元学級生とそのご家族、地区の世話人の方々、学校の先生ら総勢30余名の参加で大賑わいでした。

 学級生は、朝早くから来て、そうめんを茹でたり、トッピングのきゅうりを切ったり、錦糸たまごを作ったりと大忙しでした。

 10時半ごろになると、家族の方もきてくだり、テント張りなどのお手伝いをしてくださいました。

 準備ができると、いよいよ竹の上をそうめんが流れ始めました。

 皆、それぞれにベストスポットを陣取り、ながれてくるそうめんや学級生が流したいと言ったミニトマト、

 缶詰のみかんなどを箸で救って(押さえて?)食べました。「美味しい。」とみな満足げな様子でしたが、

 少々茹で過ぎたようで、大量のそうめんが残り、みんなで分けて持ち帰りました。

 そうめんは、満腹で食べきれませんでしたが、世話人の方々の差し入れのアイスは、ペロリと平らげることができました。

 後片付けは、ご家族の方々や先生方のお手伝いがあり、あっという間に終わりました。

 学級生の感想文にも「たくさんの方が来てくださり、嬉しかった」「また、やりたい」と満足したことが窺える言葉が並んでいました。

 多くの方の支えや協力があって、楽しい活動をすることができたのだということを、学級生ともう一度確認し、次の活動へ繋げたいと思いました。