校内授業研究会(5年1組 算数科)~九州共立大学 溝邊 和成 教授をお招きして~
校内授業研究会(5年1組 算数科)~九州共立大学 溝邊 和成 教授をお招きして~
九州共立大学 溝邊 和成 教授をお招きしての校内授業研究会を行いました。
授業公開 単元名「考えを広げよう、深めよう」 【算数科「輪投げ」】
まずは授業の導入Runwayタイムです。
(1)量感ドッキング (2)問題づくり…kahoot (3)ひらめき道場 (4)伝図ゲーム (5)ペアを探せ (6)ジャマイカ (7)つっこみ問題
7種類の活動を継続することにより数量感覚や算数用語の定着を図っていくことをねらいとしています。
続いて「ウシジマジックの謎解き」です。クラスのマジック係も登場しました。
はじめに、マジック係が数字を書きます。
その後、クラスの子どもたちから好きな3桁の数字を聞き、その3桁の数字を5回足していきます。
693+713+286+・・・(途中で先生もさりげなく数字を書いていましたね…)
なんと!その答えとマジック係が書いた数字が同じ!!
「えー!」と驚きをかくせない子どもたち。(大人もです)
このマジックの謎解きに前のめりで取り組んでいました。
さていよいよ輪投げの問題に取り組みます。様々な場所に情報が置かれています。グループでその情報をつなげて解いていきます。
全体で確認します。そうすると答えが2種類でてきました。
先生がつぶやきます。
「算数なのに答えが二つ…?そんなことがあるのですね。」
(あるのかな… あるかもしれない? そうなのかな…)
実は、与えられた情報には、かくされている箇所がありました。
「!!」(そうだった!と思わず声がもれた先生も)
一部黒塗りの箇所がありますね。
それでは2種類ある答えを、1つにしぼっていきましょう。
黒塗りの部分は、何と言っていると思いますか?
その言葉を考えながら、本時はおわりました。きっと今日の自学で取り組む子どもたちが多くいることと思います。
ヒントをあえて見えない化することで、限られたヒントから思考が促されることや、
それにより学習者に主体性や達成感を与えられること など 今後の授業デザインのヒントのひとつとなった授業でした。
全体研修会 「伝え合い、自ら学びをつくる児童の育成について」 講師:九州共立大学 溝邊 和成 教授
溝邊先生には、
ジャスパープロジェクトから他教科への拡張について
スチューデントエージェンシーについて
など、世の中の動き、
これからの子どもたちに求められる力
そして、大人(教師)の役割を解説していただきました。
その後、子どもたちが授業で行っていたRunwayタイムを私たちも体験しました。
今後も自立した学習者を育成するための授業開発に取り組んでいきたいと思います。
溝邊先生
お忙しい中ご来校くださり、
そして、笑顔で温かくご教授いただきまして本当にありがとうございました。
また、市教委や市内外からも授業参観、研修会にご参加いただきました。
併せてお礼申し上げます。お忙しい中本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。