今年度4月より本校の研究の中に自立活動を視点に取り入れた研修グループを開設しました。

OSP(オープンシェアプロジェクト)という名称で3つのグループを組織立てし、全教員がどれかのグループに所属します。

3つのグループは、『からだ動作部』『環境設定部』『コミュニケーション部』で各部が研究実践したものを交換し合い、学校の教育活動に活かしていくことを狙いとしています。

その中間発表会を本日行いました。

1番目は『からだ動作部』です。

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感覚統合について、人が持つ様々な感覚についてグループ内で学んできたことを分かりやすく説明がありました。

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実際に体を動かしながら、感覚を味わい、今在籍している子どもたちの行動の要因を探りアプローチ方法も含めて研究発表がありました。

 

続いて『コミュニケーション部』です。ケーススタディシートを活用して記録、分析、共有をしていくことでその子どもなりのコミュニケーションの意図を見極めていこうとしています。

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子どもそれぞれが表出するコミュニケーションを丁寧にとらえ、受け止め、次に教師側のコミュニケーションも考え、どう応答指示するかも検討実践していました。

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しめくくりは『環境設定部』です。「ひとりでできた!」「みんなわかった!」をテーマに、支援の工夫と特に【見える化】の視点を中心に実践していました。

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参考文献の要素を取り入れながら各学校活動場面の環境において整理を行い、様々な支援グッズの作成もしており、見える化をまさしく子どもたちの目線で実践していました。

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今日の中間発表からも目の前の子どもたちのことを描きながら、どのようなアプローチができるのか教師一人一人がより深くより丁寧に考えており、2学期以降そして3学期のまとめの発表に向けても大いに期待できます。