5年生が国語科で「どちらを選びますか」という、対話の練習をする単元を学習しています。その学習に先立ち、担任の先生から「子どもたちに教科書と同じように実際に話し合わせながら学習を進めたいので、校長先生どちらにするか迷うようなこと何かありますか?」と尋ねられました。教科書では「校長先生が犬か猫どちらをペットとして飼うかで迷う」でしたので悩みました。そして提案したのが「息子夫婦が帰ってきたとき、焼き肉かお寿司のどちらを食べに連れて行くでしょうか」というものでした。話し合うには難しいだろうなと思いながらの提案でしたが、担任の先生はそれを使って実際に授業に取り組まれました。前時に教科書の内容を押さえた後、子どもたちはそれぞれ焼き肉派とお寿司派に2グループずつ分かれ、9月6日、7日に1時間ずつ話し合いを行いました。6日の1校時と7日の2校時の授業を実際に参観しました。自分たちの意見を出すことに力が入りすぎていた1回目と違い、2回目は前回の振り返りを生かし、相手の主張をしっかり聞くことやそれを踏まえて自分たちの意見をどう伝えるか、また、司会も双方の主張を十分出させ、その理由なども含め話し合いが深まるよう進行できるようになってきました。もうすぐ楽しみな自然学校もあるので、そこでも今回の学びをぜひ生かしてほしいと思います。

「どちらを選びますか」Take1(9/6)

対話1 対話2

対話3 対話4

「どちらを選びますか」Take2(9/7)

対話5 対話6

対話7 対話8