ブックティチャー第6回「先生たちによる読み聞かせ・ブックトーク」

 東吉川小学校では、5校時始業前10分間を「読書タイム」とし、毎日集中して自分の好きな本にひたって読む時間を大切にしています。

 1か月毎に、23日を含む日曜から土曜までの1週間の「23が60週間」の期間にあたる月曜日を「ブックティチャーの日」としています。

 そして、その月を担当する先生たちが選書した本の読み聞かせやブックトークをしています。

 ブックティチャーに来て下さる先生はだれなのかは、当日まで内緒ということもあって楽しみにしている東っ子もたくさんいます。

 

 第6回となる11月24日(火)のブックティチャーは、6年生・1年生担当の先生でした。

 (あいにく月曜日は、祝日ということもあり、今週は24日(火)実施となりました。)

 昨年度までは、低学年(1~3年生)と高学年(4~6年生)が1つの教室に集まる中、実施していました。

 今年度は、感染症予防のため学年毎に低学年は1年生から高学年は4年生から順にスタートし、2巡目を迎えました。

 第6回となる今回は、2人のブックティチャーが3年生・6年生の教室へ!

 

          

〔6年生担当による3年生に向けての読み聞かせ・ブックトーク〕

「土の色ってどんな色(月刊たくさんのふしぎ第252号:2006年3月号)」(作:栗田宏一さん・撮影:青柳茂さん)

 ページをめくるたびに、国内の様々な場所の土が風景とともに紹介されていきます。場所によって土の色が全然違うことに驚く子どもたち。でも、一番驚いたのは、自分達の住んでいる吉川町の風景とともに吉川町の土が紹介されていたことでした!

「へいわとせんそう」(文:谷川俊太郎さん・絵:Noritakeさん)

「『へいわの』〇〇、『せんそうの』〇〇・・・、『みかたの』〇〇、『てきの』〇〇・・・」とシンプルな絵と言葉が続きます。平和と戦争の対照的なメッセージ、味方とか敵もなくて、みんなの大事にされないといけないのに!という気持ちを強く持って聴き入る姿がありました。

 

       

〔1年生担当による6年生に向けての読み聞かせ・ブックトーク〕

「7年目のランドセル・ランドセルは海を越えて、アフガニスタンで始まる新学期」(写真・文:内堀タケシさん)

 日本で役割を終えたランドセルが海を渡り、アフガニスタンの子供達へ。戦争が日常化していて勉強どころか毎日を生きることに精いっぱいの子供達。ノートや文房具がつまったランドセルは、時に机の代わりにもなり・・。真剣な眼差しで7年目のランドセルに向けた思いをうけとめる姿がありました。

 

※次のブックティチャーの日は、12月21日(月)13時40分です。

 1年生と4年生に向けてです。誰が来てくださるかは、当日のお楽しみです。