ブックママさんによる読み聞かせ3「首を長くして待っていた1年生と4年生」
ブックママさんによる読み聞かせ3「首を長くして待っていた1年生と4年生」
東吉川小学校では、多くの地域の方がボランティアとして、東っ子たちの成長に関わり支え続けてくださっています。
しかし、1学期は、感染症予防対策のため、控えて頂いている状態が続いていました。
2学期に入り、ブックママさんによる読み聞かせタイムをスタートして3回目となりました。
昨年度までは、低学年と高学年に分かれ、それぞれ教室に集まり、あるいは、全校生がふれあいホールに集まり、実施していました。
今年度、第1週または第2週となる月曜5校時の始業前の10分間に実施している「読書タイム」に合わせて来校いただくのは、昨年度通りです。
しかし、感染症予防のため学年毎に、また、ブックティチャー実施日と重ならないよう考慮し、実施しています。
11月9日(月)今年度3回目のブックママさんによる読み聞かせを、1年生と4年生に向けて実施くださいました。
〇1年生に向けての読み聞かせ
「 どうぞのいす 」(作:香山美子さん・絵:柿本幸造さん)
学校通信の子どもたちのエピソードから、この本を選書下さっていました。子どもたちは大喜び!「どうぞ」の言葉に合わせて行動する動物たちの様子に見入って、「いつ聞いてもいいお話だなあ。」と感動する姿もありました。
「 えらいこっちゃのいちねんせい 」(文:かさいまりさん・絵:ゆーちみえこさん)
やることや時間が決まっている学校生活が始まり、「えらいこっちゃ」とつぶやきながら色んなことに立ち向かっていく1年生のぼくに、自分たちの入学時の姿を重ねて聴き入り、「なつかしい」とか「こんなことはなかったな」とか言いながらお話の中に入り込んでいました。
〇4年生に向けての読み聞かせ
「 もりのてぶくろ 」(文:八百板洋子さん・絵:ナターリヤ・チェルシーナさん)
静かな森に落ちていた黄色い葉っぱに、次々と動物たちがやってきては葉っぱに手をあてます。動物によっては小さかったり、大きかったり。その後、お母さんと一緒に通りかかった男の子が葉っぱに手をあてると、手袋みたいにぴったりのシーンにくぎ付けになる姿がありました。
「 アントンせんせい 」(作:西村敏雄さん)
動物病院のアントン先生のところに来たのは声の出ないにわとり、あごのはずれたワニ・・・と様々。いろんな症状の患者さんたちをユニークな発想で解決していき、「おだいじに」の言葉をかける先生に寄り添ううちに、つい「おだいじに」と言葉が飛び出そうになる場面も。
「やっと来てもらえる!」「ずうっと楽しみに待っていたんだよ!」と、ウキウキの気持ちでブックママの日を首を長くして待っていた1年生・4年生でした。
「同じ気持ちで、今日の日を待っていました。」というお言葉のプレゼントとともに、2冊ずつ読んでくださったことにも大満足!
終わってからも余韻を楽しんでいる姿がありました。
〇次回のブックママさん来校予定日
12月14日(月) 2年生・5年生の教室に来てくださいます。 お楽しみに!