なるほどシリーズ4「だから植物は花を散らせるんだね!」
なるほどシリーズ4「だから植物は花を散らせるんだね!」
東吉川小学校の中の「花びらのない花を咲かせる種類の植物」は何かわかったかな?
それは、運動場にある「いちょうの木」だよ。それから東吉川小学校のシンボル「カイヅカイブキの木」もそうだよ。
「虫以外で『おしべ』の花粉を『めしべ』につけるお手伝いをしてくれる生き物」は何かわかったかな?
それは「小鳥」だよ。ちゃぽちゃぽ池の周りにある「梅の木の花(花びらがあるよ)」の蜜を吸うために来ているメジロがいるよ。
メジロが花から花へ飛び移りながら蜜を吸うことで、花粉をつけるお手伝いをしてくれているよ。
「おしべ」の花粉がつくことで「めしべ」が「梅の実」となって、その実を使った「梅シロップ」作りや「梅ジュース」作りは、
東吉川小学校高学年のみんなの毎年の恒例行事となっているね。
なるほどシリーズ4では、校長先生からの2つ目のお題(4月17日「植物は、せっかく咲かせた花(びら)を
なぜ散らしてしまうのでしょう?」について考えていくよ!
〇「おしべ」の花粉が「めしべ」につくと「めしべ」に変化が!
(左)チューリップのめしべ (右)サクラのめしべ
共通点(どちらにもあてはまること)に目をむけよう!
どちらも「おしべ」や「花(びら)」や花びらを支えていた「がく」が散って「めしべ」だけが残っているよ。
どちらも残った「めしべ」は、ぷっくりしているよ。ぷっくりしているのは、種を作るじゅんびをしているからだよ。
つまり、植物にとって大切な種を作るために「めしべ」が残り、「おしべ」「がく」「花(びら)」は必要がなくなったということだね。
「だから、植物は花を散らせるんだね!」といえそうだ!
東吉川小学校のみんなは「だから植物は花を散らせるんだね!」といえる理由を他にも見つけることができたかな?
それをぜひ、みんなで伝え合おうね。また、校長先生にも知らせにいこうね。そして、みんなで『なるほどの輪』を広げよう!
ちょっと「豆知識」:チューリップの「がく」と「花(びら)」は同じ形をしているよ!
「サクラ」や「ビオラ」と比べてみると、よくわかるね!
チューリップ(左)は、外側の「がく」も内側の「花(びら)」も同じ色で同じ形をしていて
「がく」も同じだけ目立っているよ!
サクラ(真ん中)・ビオラ(右2枚)は、「がく」が「花(びら)」を目立たせ、しっかり支えるようについているよ!
東吉川小学校には、「花(びら)」より何倍も大きくて、まるで花(びら)のような「がく」を持つ植物が存在するよ!
それは、( )だよ。 ヒントその1:植える場所によって色が変わるよ!・ヒントその2:雨の季節がとても似合うよ!
→答えは次の「なるほどシリーズ5」でお知らせするよ!
次の「なるほどシリーズ5」もお楽しみにね!