ぽっかぽか期間(校内人権期間)の取組10「道徳参観日『高学年授業』のふり返り」

 10月27日(水)~11月12日(金)をぽっかぽか期間(校内人権期間)として、「誰もがかけがえのない大切な存在であると感じることにより、自他を大切にする心情を育てること」「互いに励まし合い、支え合う温かな関係を築き、共に生きていこうとする態度を育てること」をねらって取り組みました。

 最終日となる11月12日(金)に、保護者の皆様にも参加いただいて実施した「ふれあい道徳参観日」をふり返ります。

 

〇5年生「わたしを伝える」

 相手の思いや願いを受け止めながら、自分の気持ちや願いを素直に表現することが大切であることに気づかせ、アサーティブな表現方法を工夫しながら、生活に活かそうとすることをねらって「わたしを伝える」という学習に取り組みました。

 

  

「児童(・)保護者の皆様(〇)のふり返り」より

アサーティブはがまんしないことと分かりました。親子で考えることで自信を持って発表できたし、みんなに伝えることができて嬉しかった。

・自分にも相手にも気を遣った言い方は案外難しいということが分かりました。これからは自分の本当の気持ちを大切にしながら相手に言う言葉にも気をつけようと思いました。

・ボールの取り合いになった時に今までなら無理矢理奪ってけんかになることもあったけど、次からは「あとで貸すよ」と提案してけんかにならないようにしたい。

相手の気持ちを考え、嫌な思いをしないように自分の想いを伝えることは、大人になってもそのシチュエーションは出てくるので大切なことですね。親子で一緒に考えられる場を作って下さったので、こんな時子どもはどんな対応するのだろう?と知ることができました。心優しく育ってくれていてよかったです。

「アサーティブ」という言葉を初めて聞きました。分かっていてもつい言ってしまっていることもありますね。言葉一つで感じ方や伝わり方が大きく変わってしまう。相手の気持ちを大切に自分の思いを上手に伝えられる様、自然と言葉にできるようになれば良いですね。

初めて「アサーティブ」という言葉を知りました。学校でも職場でも、人と関わるときにとても大切なことなのでとてもいい勉強になりました。状況によっては大人でも考え込んでしまうので子どもたちには少し難しく感じたかもしれませんが考えるいい機会になったと思います。

 

〇6年生「わたしのせいじゃない」

 「わたしのせいじゃない」と言っている子どもたちの考え方から、いじめに対する傍観者としての無責任な気持ちがいじめを生んでいることを理解し、いじめを断ち切るために社会正義を貫こうとする態度を養うことをねらって「わたしのせいじゃない」の学習に取り組みました。

 

  

「児童(・)保護者の皆様(〇)のふり返り」より

・この絵のところに私もいたら、私は泣いている子を助けます。「言葉で気持ちを変えさせる」ということをする。だって大切な友達が泣いているんだもん。

・見ている人も何か知らせたり止めたりすることができたと思う。見ているだけじゃなくて、ちゃんと止めないといけない。

・みんなは、正しいことを言っていないと言っていて、私もしゃべった人は誰も正しいことを言っていないことに気づきました。

・ところどころ〇だったのが、全員✖になった。みんなの意見に動かされた。いじめ以前に人をたたくのはダメだと思った。

・友達の考えを聞いて少し気持ちが変わるところがあったし、変わらないところもありました。

ちゃんと自分におきかえて考えていたのでよかったです。こういう時でもないと、話さないような内容だったので、とてもいい機会でした。

〇あの本は読んだことはなかったのですが、最後の写真を見ると、自分も知らないふり、考えないようにしていることがあるなあと考えさせられました。

深く深く考えなければいけない学習だったなと思いました。誰でも「じぶんのせいじゃない。」「私は悪者じゃない。」とじぶんを守ってしまうところがあると思います。でも、もっと﨑を想像してじぶんがその子の立場だったら…と思い描いて、思いやりを持って考えることが大切だなと改めて思いましたし、想像力を育て思いやりのある子に育てるにはどうすればいいのだろうと親としての立場でも考えさせられる学習でした。子どもたちは様々な考え方をもって学習できていることに感心しました。今からどんどん広い世界で生きていく子どもたちには、思いやりの心と感謝の気持ちを忘れず、いろんなことを吸収して成長してほしいと思います。

 

 今年もお家の方と一緒に「『人として』自分を大切にするように友達や周りの人を大切にするということ」「『人として』自分も友達も周りの人も大切にされるということ」の尊さについて発達段階に応じた学習を通して、考え合えた貴重な時間となりました。