ぽっかぽか期間(校内人権期間)の取組4「掲示板交流『ぽっかぽか集会の感想』」

「ぽっかぽか期間:10月27日(水)~11月12日(金)」がスタートしています。

「誰もがかけがえのない大切な存在であると感じることにより、自他を大切にする心情を育てること」「互いに励まし合い、支え合う温かな関係を築き、共に生きていこうとする態度を育てること」をねらって取り組んでいます。

 

○ふれあいホールにて:「ぽっかぽか集会の感想」

 

ぽっかぽかの木の根元には「ぽっかぽか集会」の感想がズラリ!

 先日行われた「ぽっかぽか集会」で、東っ子3・4・5・6年生児童による「人権作文」の発表(朗読やラジオ音源)がありました。

 その後、書いた感想をふれあいホールや教室の掲示板に掲示し、交流しています。ふれあいホールに掲示されている感想を紹介します。

 

○ぽっかぽか集会の感想(一部抜粋)

・ぼくも、けんかをしてなかなおりをしました。その子に「ごめん。」といったら、その子も「ごめん。」といってくれました。ぼくは、その子とあそべるようになりました。うれしかったです。

・○○さんが、すごくおばあちゃんをだいじにしていたのが、すごくすごくすてきでした。

・わたしは、○○さんがともだちにあやまれるのがすごいと思いました。わたしもともだちにあやまれるように、ちょっとがんばりたいと思います。

・わたしのおばあちゃんは、わたしにとってもやさしくしてくれます。わたしも、○○さんのように、おばあちゃんにやさしくしたいです。

・私も、しょうがいのある人にもし会って、その人がこまっていたらたすけたいと思いました。○○さんの作文を聴いて、私は相手のことがわからないのに、相手が悪いと思い込んでいる時があるので、気をつけようと思いました。

・ぼくも、けんかはしたことがあるけれど、あやまるゆう気がないことがある。○○さんのようにあやまるゆう気をもちたいと思いました。けんかを自分で生み出さないようにしたいです。気持ちよく元気にくらしていきたいです。

・コロナで大好きなおばあちゃんに会えないけれど、会える日を楽しみに一日一日をすごしている前向きなところに感動しました。

・友だちとけんかしてしまった時、友だちに声をかけられたらちょっとは楽になれる。そのおかげで勇気も出てあやまれて、前よりもっと仲よくなれる。そんな仲なおりのしかたもあるんだな、今度けんかしてしまったら、その方法でなかなおりしてみようと思いました。

・○○さんの考えさせられる題名もよかったし、だれかの一言であやまることができて、前よりなかよくなれるなんてすごいと思いました。

・しょうがいのある人にまちがったたいおうをしてしまったと気づいて、つぎは言い方を考えたところをぼくもまねしたいと思いました。

・ぼくは、友だちとじゃなくて弟とよくけんかをして仲なおりができないから、弟と仲なおりできるようにしたいです。弟と妹とがけんかしていることがあったら仲なおりできるようにしていきたいです。

・○○さんの作文を聞いて、ぼくのひいおばあちゃんも同じようなことがあったなということを思い出すきっかけとなったのでよかったです。また、おばあちゃんに笑顔を見せてあげられる日が来るといいなと思いました。

・4人の作文を聞いて、どの作文もよかったと思いました。特によかったと思ったのは、ぼくのおじいちゃんのことで「共感」できた○○さんの作文です。ぼくも、○○さんのように、おじいちゃんのために自分が何かできないかさがして、おじいちゃんを幸せにしたいです。

・私にも祖母がいます。○○さんの作文を聞いて、今元気でいてくれる祖母に「大好き」という気持ちをこめて手伝いしたり、いっしょに料理をしたりしたいです。今は、会えない日が続くけれど、今、自分が元気にいることがだいじなので、次に会えるひまでがんばってください。

 

 4人の作文の内容は、それぞれに「人権」を見つめて書かれていました。

「人を人として大切にする気持ち」「相手の立場を尊重してのふるまいや行動」が書かれていました。

 自分の生活をふりかえり、自分の言動をみつめ、文字に表している姿に感動しました。

 集中して一生懸命「自分事」としてとらえ、考えを巡らせながら聴き入っている姿にも感動しました。

 東っ子たちのすばらしさや感性の良さを再発見するとともに、新たな気づきや学びを大切に成長していってほしいと強く思いました。