東っ子6年生による「折鶴集会」
東っ子6年生による「折鶴集会」
東っ子6年生たちは、平和学習を通して「戦争の恐ろしさ」や「たくさんの命が失われたこと」を知りました。
広島県で2歳の時に被爆し、それがもとで、ちょうど自分たちと同じ6年生の時に白血病と診断され入院し、闘病生活の末に息をひきとった佐々木貞子さんも、戦争によって命を奪われた一人であることを知りました。
修学旅行で訪れる広島平和記念公園には、「生きたい」という思いを込めながらベッドの上で鶴を折り続けた貞子さんの平和への願いとともに、原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め、平和を築くための像として、原爆の子の像が建てられました。
〇東っ子6年生から下級生に向けて
折鶴集会の中で、東っ子下級生たちに「平和への願いを込めて折鶴を一緒に折ってほしいこと」「みんなの平和への願いがこもった鶴を集め、千羽鶴にして修学旅行で訪れる広島平和記念公園の中にある原爆の子の像に捧げてきたいこと」を伝えました。
〇スマイル班毎に折鶴に向かう
スマイル班毎に分かれ、折鶴を折り始めました。一生懸命に折る姿があちらにも、こちらにも・・・。
最初は、大きな輪になっていましたが、時間が進むにつれてペアになったり、グループになったり。
6年生が下級生の反応を確かめながら、鶴の折り方を伝える姿は、優しさにあふれていました。
この集会で、かなりたくさんの鶴が集まりました。しかし、千羽にはまだまだ、時間がかかりそうです。
家でも折ってこようとしている東っ子がいました。休み時間に続きをしようねと、約束している東っ子がいました。
東っ子たちの平和への願いのこもった鶴は、この後、6年生たちに託され千羽鶴となって、原爆の子の像に捧げられます。
登録日: 2021年9月10日 /
更新日: 2021年9月13日