掲示板交流その後「『3年生からの発信』にこたえて『下級生・上級生からのメッセージ』」
掲示板交流その後「『3年生からの発信』にこたえて『下級生・上級生からのメッセージ』」
東吉川小学校では「主体的に学びに向かう子をめざし、考えをゆさぶり深い学びにつなげる授業づくり」を大切にしています。
授業を通して学んだことを、他学年に向けて様々な方法を通して発信する機会として「集会発表」を、またその後、ふれあいホールの大きな掲示板を通して互いの意見や感想をやりとりする機会として「掲示板交流」を行っています。
〇集会発表最後の場面より
東っ子3年生たちが、国語科の時間に学んだ「言葉で遊ぼう」の発展学習として、自分たちが考えた「しゃれ」「回文」「アナグラム」をスライドに示しながら発表しました。
最後に、フロアの聴き手である他の学年のみんなに「感想をカードに書いて知らせてほしいこと」「みんなが考えた『しゃれ』『回文』『アナグラム』を教えてほしいこと」を伝えました。
〇「発表当初の掲示板」⇒「その後の掲示板」に変化が!
⇒
東っ子他学年たちから、3年生へ「感想」や「自分たちが考えた『しゃれ』『回文』『アナグラム』」が寄せられました!
〇下級生たちや上級生たちからの「メッセージ」(一部紹介)
・しゃれがとってもおもしろかったよ。わたしもつくってみたよ。「ねこが、ねころんだ。」
・はっぴょうがおもしろかったよ。ぼくがつくったしゃれは「あるみかんのうえのあるみかん」です。
・しゃれや回文、アナグラムを自分で作っていることがすごいと思いました。そこで私も、しゃれを二つ作ってみました。
一つ目は「ゆずのゆずりあい」、二つ目は「たいつでタイつる」です。
・ことばでいろいろ遊べることは知っていたけど、その遊びにいろんな名前があることが知れてよかった
・色んなチームが言葉遊びの面白さを伝えてくれたので、ぼくも回文を作ってみました。それは「わたしたわしわたしたわ」です。
・3年生の発表をきいて、ふつうにしゃべっている言葉に注目してみると、少ない時間でも楽しんで遊べるから私もやってみたいと思いました。
・3年生の発表は、絵もかいていて、耳で聞いたことを確かめられるから分かりやすいなと思いました。
・3年生が私以上に作品を思いついていて、さらに絵もかいて相手に分かりやすくしていることがすごいと思いました。
・あんまり言葉に興味なかったけど、いろいろな作品があっておもしろかったです。自分も、しゃれを作ってみました。
「チーターが、おっこちーた。」「電話にだれもでんわ。」
・実際に考えてみると、とても難しかった。それをやっている3年生はすごいなと思いました。
私もしゃれを作りました。「いいんかいに行かなくていいんかい?」
感想には、3年生からの発信があったからこその思いや気づきがありました。また、自ら「しゃれ」「回文」「アナグラム」作りにチャレンジすることで「ことばの面白さ」の再発見にもつながりました。それらをまた読み合うことで、さらなる気づきや学びに変換していける可能性が!
今年度も、対面して考えを発表し、交流し合う「対話」の場面を設定することは難しいのですが、こんな風に感想等掲示し、交流し合うことを通して、広い意味での「対話」の場面を生み出し、さらなる学びにつなげる取組を大切にしています!