授業力向上教育コース

インクルーシブ教育システムの構築に向けて

コグトレを教育現場で活用する

  • 日時 :平成31年2月4日 月曜日 15時から17時

  • 場所:三木市立三木南交流センター 体育館

  • 講師 立命館大学 教授 宮口 幸治 氏

 “コグトレ”とは、社会面・学習面・身体面の3方面から子どもを支援するトレーニングプログラムのことです。考案者である宮口先生をお招きし、実際にプログラムを体験する講座が行われました。

専門研修講座の様子1 専門研修講座の様子2

◇先生が医療少年院に勤務されていたご経験をお話しされ、コグトレは認知機能の低さから、様々な生きづらさや問題を抱えた子どもたちに向けて考案されていることをご説明くださいました。生きづらさが招く非行や犯罪をなくしたいという先生の熱い思いが伝わります。
認知機能を鍛えることは、教育を受ける土台を作ることであり、支援を必要としている子どもたちに生きていく力をつけることであるとお話しいただきました。

専門研修講座の様子3 専門研修講座の様子4

◇点つなぎや間違いさがし、升目の数字を覚えることを通してできる認知機能強化トレーニングを体験しました。宮口先生が考案された数々のワークシートを紹介して頂く中で、楽しくゲーム感覚で学びながら、基礎学力の向上につながっていることに気付きました。
その後、新聞紙を丸めて棒を作成し、体を動かすプログラムを体験しました。トレーニングを通して自分の体を知り、力をコントロールすることを体感します。

専門研修講座の様子5 専門研修講座の様子6

◇続いて認知作業トレーニングでは、指先を使って丁寧な作業が求められる“爪楊枝積み”や、人の動きを真似たり、動きを言葉で伝えるプログラムを体験しました。
このトレーニングを通して不器用さの改善につながるとご指導いただきました。会場からは笑い声があふれ、コグトレには高価な材料は必要なく、子どもたちにとってもストレスのないトレーニングであることを実感しました。

コグトレは、犯罪者を生まない社会にしたいという思いから考案されたという言葉が印象的でした。
受講者からも「コグトレを取り入れて、学級全体で認知能力を高めたい」という声が多くあがりました。