個を生かす教育コース

外国にルーツを持つ子どものことばと心を育てる

  • 日時:平成30年8月30日木曜日 13時から16時

  • 場所:三木市立教育センター 大研修室

  • 講師:同志社大学日本語・日本文化教育センター 准教授 櫻井 千穂 氏

外国にルーツを持つ子どもたちをどのように支援していくのか、教師が知っておきたいポイントを学習支援の観点から学ぶ講座が行われました。

専門研修講座の様子 専門研修講座の様子2

◇「日本語環境の中にいれば自然に日本語を覚える」「流暢に日本語で会話ができるから問題ない」という誤った知識が、外国にルーツを持つ子どもたちの学びの機会を奪ってしまっているとお話しいただきました。
“話しことば”と、“読む力・書く力”は同じではなく、語彙力や読解力を身に付けること、書くことへの支援が必要であるとご説明いただきました。

専門研修講座の様子3 専門研修講座の様子4

◇音読や読み聞かせのあとに子どもにさせる「あらすじ再生」の有効性や、視覚的な支援を増やすなどユニバーサルデザインを取り入れた学習支援についてご説明いただきました。
母語の習得度など子どもたちの背景を理解し、できないことに目を向けるのではなく、できることを伸ばす支援をすることが大切であるとご指導いただきました。

専門研修講座の様子5 専門研修講座の様子6

◇教科書を理解しやすいようにリライトした教材や、母語を活用した支援など具体的な学習支援の方法をたくさん見せていただきました。
受講者同士で支援の仕方について考え、意見を共有する時間を持ちました。

在籍学級で他の子どもたちと関わりを深めることや、居場所がしっかりあることが支援の大きなポイントであり、そのカギは担任にある。子どもに合った目標設定を持ち、自尊感情を育てる学びにつなげて欲しいとご指導いただきました。